いちじくジャムの作り方

いちじくジャムの基本的な作り方

 

まず、いちじくの果実を良く洗い、皮を丁寧にむきます。ここで材料の目方を量っておきましょう。ホウロウかセラミックの鍋に、皮をむいたいちじくの果実をある程度ほぐしてから入れ、水を少量加えて弱火で煮ます。

 

水を加え過ぎると煮詰めるのが大変ですので注意しましょう。水分の多いうちにアクを取りながら20分くらい煮ればよいでしょう。初めは蓋をして煮た方が火のとおりがいいですが、吹きこぼれないように注意して下さい。

 

全体にどろっとなってきたら砂糖を加えていきます。イチゴなどのジャムを作る時は、普通材料の目方の50%~70%の砂糖を入れますが、いちじくは糖分が多いので、材料の10%~20%くらいの砂糖で十分なようです。もちろん甘いほうが好みであれば、たくさん入れても構いません。甘さを見ながら調整していって下さい。

 

これもお好みでいいのですが、レモン果汁を加えると酸化を防止することができます。そのまましばらく煮て照りが出始め、どろっとしてきたら出来上がりです。

 

もしも長期間保存したい場合には、ジャムのビンとフタを10分ぐらい煮沸し、出来たジャムを熱いうちにビンの中に入れて下さい。そして、ビンのフタはせずにそのまま10分以上湯煎します。火を止めたらすばやくフタをして、自然に冷まします。フタの真ん中がペコンとへこめば密封完了です。こうすれば数ヶ月は保存が可能になります。

 


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