いちじくの効能
いちじくは、非常に体に良い果物であり、昔から「薬の木」や「不老長寿の果物」などと呼ばれているほどです。いちじくは、ビタミンとミネラルを多く含んでおり、コレステロールの解消に効果のある果物です。その他にも色々な効能がありますが、一番の特長は便秘の解消に効果があることでしょう。
いちじくには食物繊維のペクチンが豊富に含まれているため、生のまま1日3,4個食べるだけで自然なお通じを誘ってくれます。ただし、あまり食べ過ぎてしまうとおなかをこわしてしまうので、ほどほどにして下さい。何事も、過ぎたるは及ばざるが如しです。
また、いちじくは痔にも効果があるようです。お風呂の中にいちじくの葉を入れて入浴すると、痔や冷え性、神経痛に効果を発揮します。その他にも、いちじくにはタンパク質を分解する酵素がたくさん含まれているため、消化を助け、食べ過ぎや2日酔いにも効果があります。
昔から、いちじくの実にはノドの痛みを抑えたり、セキを鎮める効果があるといわれています。このように風邪の症状を緩和するのにも、いちじくを食べると良いようです。さらに、いちじくには美肌効果もあるようです。毎日いちじくの果汁を飲んでいると、肌に潤いが出てきます。このように、いちじくは薬にもなり美容にも良い、万能な食品であるといえるでしょう。